ケアにお越しになる働くママさん達 とりわけ医師 助産師 看護師 介護福祉士 保育士 教員 のみなさん達の過酷な労働の中でのマタニティライフについて 日々思うことがあります

責任の重い仕事 人手不足から 体が辛くてもギリギリまで休めない•••

結果 早産になってしまったり 途中で悲しいお別れをしなくてはならないこともあります そこまでいかなくても逆子 妊娠高血圧症で帝王切開や切迫早産で入院

みんな責任感の強い方たちです 現場では 自分が抜けることによって同僚の方たちに迷惑がかかる 受け持ちの患者さんや生徒たちに申し訳ないと無理をして頑張ってしまっています 中には上司が自分たちの時代は•••とか妊娠は病気じゃないと言っていたりして辛いとかお休みの希望を出しにくい環境の職場もあります

そんな妊婦さんたちに私がいつもお伝えすることがあります

仕事であなたの変わりはいる 人手不足でいないと言っても その人手不足の問題をなんとかしなくてはならないのはあなたではなく管理者 お腹の赤ちゃんにとってママは1人誰にも変われないあなた 赤ちゃんを守れるのはママしかいないのです

妊娠中に無理をして頑張って もし赤ちゃんに何かあったら 職場の人は慰めてくれるかもしれないけど責任はとれないのです もし 早産で障害をおってしまったら仕事復帰どころではありませんよね だったら健康な赤ちゃんを産む為に無理をしないで体調が悪い時は休むとか診断書を書いてもらって休んで 産後に復帰できる方が良いと思いませんか? それに そこで頑張ることによって 後輩さんたちも妊娠したら休めない状況になっていきます 

お産は命がけなので 何が起こるはわかりません 気をつけながら生活をしていても健康な赤ちゃんが必ず産まれるとは限りませんが 妊娠中にしんどい思いでいるママのお腹の赤ちゃんも実はしんどいんです

今は コロナ禍で 日に日に感染者数も増え 産後3ヶ月の女医さんはもう医者不足で仕事を週に何回か出なくてはならなくなったとおっしゃってました 助産師は産休直前まで分娩介助を変われる人がいなくてケアに来られる時はお腹が張っていることが多く心配しました 先日無事に出産して本当に安心しました ちょっと前は小学校低学年の先生が朝から生徒が帰るまでトイレに一度も行けず 仕事が終わると気持ちが悪くてトイレから出れず 結局30週を過ぎた頃から血圧が上がって早産になりました 幸い赤ちゃんは後遺症もなく元気に一歳を迎えることができたので本当に良かったですが•••私はそんな妊婦さんたちを目の前にして 気が気じゃないことがよくあります

私たちが病気の時にお世話になる病院で働く医療従事者や 毎日子どもを安心して通わせることのできる保育園•幼稚園•学校の先生方は 人の為に頑張って 自分の身を削っておられるということを私たちはもっと考えなければならないと思う日々です

医療従事者は再就職がしやすいので 一度辞めることが可能ですが 保育士さんや学校の先生はそうはいかない現状です 子どもが産まれても 自分の子どもの入学式や運動会などの行事にも出られず 母親として他のママが当たり前にできていることができなかったりします

子どもが大好きで 教師というお仕事が大好きという先生たちが 自分の子どもの成長をみれないなんて••• お話を伺う度に胸がギュッとします 自分の子どもがそんな大変な環境の中でお世話になっていたかと思うとなんだか申し訳ない気持ちになります

私も自分の子どもが1歳の時 病気になって 小児科医には私が看護師資格があるので家で療養でも良いと言われたのに 師長さんには小児科に入院させて働いてと言われて 働くしかなかったけど•••面会時間は15時からで 仕事が終わるのは17時過ぎ 慌てて面会に行くと子どもは隣のベッドの入院児の母親に一生懸命話かけていて相手してもらって なんで自分の子どもが病気の時に私は母親として当然のことができないんだろうと思いました

医師であろうと 助産師や看護師であろうと 教員であろうと 1人の人間であり 母親です 愛すべき守るべき家族がいて それを優先できない社会がおかしいのではないかな••• そろそろ昔の聖職者という考えを改めないと ますます担い手がいなくなるような気がします

私自身 反省すべき所が沢山あります 保育園や小学校の時は 自分の仕事に夢中で先生たちにほぼ丸投げの育児でした 働くことは結構なことですが 何十人もみなくてはならない先生が1人1人の子どもを細やかにみれるでしょうか? 働いていても自分の子どもをよく観察して関わることが本当に大切でした 特に保育園時代

それに気がついたのは子どもが小学校3年生位だったでしょうか? 自分の子どもが何がどこまでできているのかわからない母親でした 小学校で他の子ができていることができていない 最初は子どもを責めました でも自分が教えた記憶もありませんでした 保育園や小学校で習ってやっているだろう•できているだろうと確認もしていなかったのです

そこに気がついてから子どもに向き合うようになりました でも 保育園時代にやれるようになっていた方が良いことを 小学校でできるようにするのは大変でした 保育園は送り迎えがあり園の様子もある程度見えるけれど 小学校は見えないからです

だから働くママには働いても 子どもに目を向けられなくなる位の忙しい働き方をすると 後で私と同じ様な思いをすることになるでしょう 小学校にあがるまでは特に自分のことが自分でできる様になる大切な時期 ここをしっかり抑えておくと小学校ではグッと手が離れます

一歳までは基本的な信頼関係や体の使い方を習得する時期で できれば母親が丁寧に関わって欲しい その後の小学校入学までは基本的な自分の身の周りのことを習得する時期 働いていても保育園任せにしないで自分でみる気持ちを忘れない方が良いのかなと個人的に思います やり直せるなら本当にやりなおしたいです

人それぞれ 様々な事情があり 様々な考え方がありますが みんなが安心して過ごせる妊娠生活や短い育児期間を どんな職業でも母親として子どもに関われる社会になって欲しいなと心から願っています そして今自分や家族を犠牲にして働かれている医療従事者や先生方に感謝すると共に でも勇気を出してご自分や家族を大切にして頂きたいと思います それを許せる社会になって欲しいと願っています